現場となったのは、横浜市西区浅間町の交差点。信号機のない三差路であり、横断歩道も設置されていない見通しの悪い道路だった。神奈川県警察の鑑識・捜査結果によれば、仲本工事氏は道を横断しようとしていた際、右折してきたワゴン車にはねられた。
当時、現場周辺は車通りが比較的多く、歩行者が安全に渡るには慎重な見極めが求められる構造となっていた。加害車両のドライバーに前方不注意があったことはもちろんであるが、警察の現場検証では、死角になりやすい道路形状や朝の時間帯特有の交通量の多さも指摘された。横断禁止場所ではなかったものの、横断歩道がない場所での道路横断がいかに重大なリスクを孕んでいるか。捜査関係者のまとめは、都市部における歩行者動線の脆弱性を冷徹に物語っていた。