全裸ピラミッド騒動の真相|違法登頂の全貌と写真家の現在を追う

全裸ピラミッド騒動の真相|違法登頂の全貌と写真家の現在を追う

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多くの人が抱いた最大の疑問は、「なぜあれほど厳重に警備されている世界遺産の頂上に、一般人が登頂できたのか」という点です。エジプト内務省および考古省の公式発表資料によると、緻密なピラミッド夜間侵入経緯と現地の治安インフラの隙を突いた手口が明らかになっています。

ギザのピラミッド複合体は、日没後は一般観光客の立ち入りが厳しく禁じられており、敷地周辺には警察官や警備員が配置されています。しかし、ヴィズ氏らは正規のゲートを避け、砂漠側の外周フェンスの死角から侵入を試みました。この際、現地のラクダ引きの男と仲介者の女に対し、日本円にして数万円相当の現金を渡して道案内を依頼していたことが捜査で判明しています。

クフ王ピラミッド違法登頂のルートは、崩落のリスクが高い巨大な石灰岩のブロックを、物音を立てずに手作業で這い上がる過酷なものでした。登頂には約2時間を要したとされ、巡回警備員の懐中電灯の光を岩陰に隠れながらやり過ごし、頂上部に到達したと記録されています。広大な敷地面積に対して夜間の監視カメラや赤外線センサーの配備が当時はまだ不十分であったこと、そして一部の現地関係者の買収が、この前代未聞の侵入を許す決定打となってしまったのです。

中島 亮太
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中島 亮太

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