本作の大きな魅力の一つに、各科を巡るごとに登場する癖の強い指導医たちの存在がある。産婦人科指導医の木園薫を演じた片桐はいりは、強烈なインパクトと同時に温かな母性を感じさせる独特のキャラクターを作り上げた。
循環器内科の志村雄一役・勝村政信や、腎臓内科の大仁田啓薫役・藤井隆、救急科の柚木慧役・観月ありさなど、多彩な実力派俳優たちが週替わりで諏訪野を迎える構造は、視聴者を飽きさせないエンターテインメント性にあふれていた。それぞれの科の特性と指導医の個性が絶妙にマッチし、主人公の成長をより多角的に描くことに成功している。