かつては「食費を削るなら自炊一択」と言われていた。しかし、時間対効果(タイパ)を重視する現代の共働きカップルにとって、その常識は揺らぎつつある。仕事で疲れ果てた平日の夜、スーパーで食材を買い、調理し、後片付けをする労力は決してタダではない。
食材を余らせて廃棄してしまう「食品ロス」のコストを考慮すると、下手に多種類の食材を買い込むよりも、高品質な冷凍食品やミールキットを賢く取り入れた方が、結果的に安上がりになるケースも増えている。現代の賢い選択は、完全な自炊でも完全な外食でもない。その中間にある「スマートな中食」の活用にある。