結論から明かすと、スタジオジブリ公式および劇中設定において、彼らに「太郎」や「アイアン」のような個別の固有名詞は存在しません。スタジオジブリの公式パンフレット、絵コンテ全集、およびアーカイブ資料における天空の城ラピュタ ロボット兵 正式名称は、一貫して「ロボット」あるいは「ロボット兵」と表記されています。
劇中でもパズーやシータ、ムスカ大佐をはじめとする登場人物たちは単に「ロボット」と呼称しており、個体を識別する固有名称がつけられていたわけではありません。ラピュタ帝国が高度な科学技術を誇っていた700年以上前、彼らは大量生産された自律型の汎用機械として都市の維持や防衛を担っていたため、個別の名前を必要としなかったという世界観が背景にあります。
では、なぜインターネット上や一部ファンの間で「ラムダ」や「シグマ」という具体的なコードネームが定着しているのでしょうか。その理由は、宮崎駿監督のキャリアとアニメーション史における重要な前身作品に隠されています。