上重アナのキャリアを語る上で避けて通れないのが、2015年春に報じられた有力スポンサー企業創業者からの多額融資問題です。『スッキリ!!』のメイン司会に就任した直後、週刊誌により自宅マンション購入に伴う無利息融資や高級車の便宜供与がスクープされ、世間から厳しい批判を浴びることとなりました。
番組冒頭での生謝罪を経て、最終的に『スッキリ!!』を降板。その後は表舞台の華やかなスポットライトから外れ、深夜帯の番組、CS放送、ナレーション業務などを地道にこなす長い下積みのような時期を過ごしました。
しかし、この期間に培った「どんな現場でも腐らずに準備を怠らない実直さ」が、結果としてアナウンス技術の底上げにつながりました。現在ではバラエティ番組で当時の騒動を絶妙なユーモアを交えて自虐ネタとして消化できるまでに至っており、失敗を乗り越えた人間味のあるキャラクターとして受け入れられています。