紅白の歴史を語る上で欠かせないハイライトが、1996年の「田園」パフォーマンスです。玉置浩二自身が主演を務めたフジテレビ系ドラマ『コーチ』の主題歌として大ヒット中だったこの楽曲のステージには、今では考えられない豪華な仕掛けが用意されていました。
なんと、バックバンドの演奏を務めたのはTOKIOのメンバー(長瀬智也、松岡昌宏、国分太一、城島茂、山口達也)でした。さらにドラマで共演した俳優陣もステージに駆けつけ、まさに番組の垣根を越えた一大セッションが実現したのです。
玉置浩二が放つ底抜けに明るく力強いエネルギーと、TOKIOの熱気あふれる演奏が見事に融合したステージは、視聴者の心を鷲掴みにしました。この瞬間に記録された歌手別瞬間最高視聴率59.9%(関東地区)という数字は、歴代紅白の歴史でも屈指の金字塔として記録されています。