明るいLED照明と安全な爪切りが普及した現代において、「夜に爪を切ると早死にする」という心配は医学的・衛生的に一切不要だ。しかし、爪の健康を保つという観点からは、「時間帯」よりも「爪の状態」が重要視されている。
日本皮膚科学会やフットケアの専門医が推奨する最も理想的な爪切りのタイミングは、「入浴直後」だ。
乾燥した硬い状態の爪に強い圧力をかけると、目に見えない微細な亀裂(マイクロクラック)が生じ、二枚爪や割れ爪の原因になる。お風呂上がりは爪の主成分であるケラチンが水分を含んで適度に柔らかくなっており、余計な負荷をかけずに滑らかに切ることができる。
夜の入浴後に十分な照明のもとでお手入れをするのであれば、現代の爪切りにおいて何ら問題はない。ただし、薄暗い部屋で切ったり、深爪をして細菌感染(爪囲炎など)を起こしたりする危険は今も昔も変わらないため、明るい環境で丁寧に整えることが大切だ。