「あなたは感情の起伏が激しく、自己中心的です」「運転に向いていません」。検査結果の用紙には、容赦のない言葉が並ぶ。カウンセリングの専門家でもない教習所の指導員から、この結果を突きつけられるのだからたまらない。受検者はまるで、人間性そのものを否定されたかのようなショックを受ける。
特に真面目な人ほど、結果を真に受けて落ち込んでしまう。「自分は社会不適合者なのではないか」と悩む若者もいる。しかし、この検査はあくまで「特定の状況下での行動パターン」を統計的に分類しているに過ぎない。あなたの人間性や価値観を総合的に評価しているわけではないのだ。