2007年12月、日本の芸能界を揺るがすニュースが飛び込んだ。ふたりが揃って登壇した電撃結婚記者会見だ。オダギリが31歳、香椎が20歳という11歳の年齢差に加え、ふたりがまったく同じ誕生日(2月16日)というドラマのような偶然も大きな話題を呼んだ。
会見でオダギリは「彼女は若いのに周りに流されず、きちんと自分を持っている」と語り、厳しい門限があった香椎の父親に対しても真摯に向き合ったエピソードを明かした。若手女優としてのキャリアがピークにあった香椎が、迷わずオダギリとの将来を選んだ背景には、お互いの価値観への絶対的なリスペクトがあった。世間を驚かせた電撃婚の真相は、外野の喧騒とは無縁な、静かで強い覚悟に裏打ちされたものだった。