インターネット上の情報を鵜呑みにして「SUVだから安心」「中古なら高級車がお得」と安易に飛びつくと、取り返しのつかない金銭的損失を被る落とし穴が潜んでいます。
「2WDクロスオーバー」の雪道・悪路過信
外見はタフなオフローダー風であっても、実態は前輪駆動(FF)の都市型クロスオーバーである車種が多数派を占めます。最低地上高がわずかに高いだけで、本格的な電子制御4WDやデフロック機構を持たない2WDモデルは、大雪時のスタックや泥道での走破性において一般的なハッチバックと大差ありません。「SUVに乗っているから雪山でも滑らない」という誤解は重大な事故直結のリスクを招きます。
100万円台で買える「型落ち中古プレミアムSUV」の罠
新車時800万円超の輸入SUVが、年式落ちによって150万円前後で販売されている光景は魅力的に映ります。しかし、自動車の耐久品質調査でも指摘される通り、年数を経た高級SUVはエアサスペンションの空気漏れ、デュアルクラッチトランスミッションの滑り、複雑な電子制御モジュールの故障が頻発します。部品供給は本国取り寄せとなり、1回の修理代金が50万〜100万円に達して車両価格をあっさりオーバーするケースが後を絶ちません。