専用のメダルや玉を物理的に触ることなく遊技が完了する「スマパチ」の普及は、ホール運営に未曾有の構造変化をもたらした。玉洗い機や補給設備の維持コストが劇的に削減される反面、専用ユニットや対応機材の初期導入費用は店舗経営の重荷となっている。設備投資の資金力に欠ける小規模店舗が廃業を選択するケースも少なくない。
風俗営業適正化法に基づく警察庁の厳格な運用姿勢も相まって、業界全体の健全化と近代化は待ったなしの状況だ。全日本遊技事業協同組合連合会が公表する最新データを見ても、営業店舗数の減少傾向は続いており、旧態依然としたホールが立ち行かなくなる構図が鮮明になっている。