過激な描写が連続する本作は、掲載メディアごとの「修正と規制のグラデーション」にも大きな特徴が存在します。
雑誌『週刊ヤングマガジン』の連載時においては、性器や極端な人体損壊描写に対して白ベタやスクリーントーンによる強い修正が施されます。しかし、紙の単行本(ヤングマガジンKC)に収録される際には、作者の原稿がそのまま反映される「規制解除(加筆・修正の除去)」が行われるのが通例でした。
一方で、近年の電子書籍ストアでは異なる現象が起きています。Apple BooksやGoogle Play、Kindle、各種コミック配信サイトでは、プラットフォームごとの配信ガイドラインやアプリストア規約に準拠するため、電子版限定で独自の白ボカシや黒塗りが追加されるケースが存在します。本来の迫力と無修正に近い筆致を余すところなく味わいたい読者の間では、あえて紙の単行本や成人指定に柔軟なストアを選ぶ動きも見られます。