「上から降りてくる形式的な研修なら、正直受けている余裕はありません」
若手教員の本音は切実だ。現場が本当に求めているのは、理論武装の講義ではなく、明日からの学級経営に使える具体的なノウハウと、愚痴や悩みを安全に吐き出せる場だ。
これに応えるかたちで、対話型のワークショップや、メンタルヘルスケアに特化したプログラムを導入する動きも出始めている。教員自身が心身ともに健康でなければ、子どもたちに良い教育など提供できるはずがない。従来の訓練機関から、「教員をケアし守る組織」へのマインドセットの転換が始まっている。