画像検索の世界はGoogleの一強ではない。用途に応じてツールを使い分けることこそ、Webのプロが実践する真のテクニックだ。
例えば、画像の無断転載や元ネタの初出時期を厳密に特定したい場合、逆画像検索のパイオニアであるTinEye(ティンアイ)の右に出るものはいない。TinEyeは画像の完全一致や改変履歴の追跡に特化しており、いつ誰が最初にその画像をアップロードしたのかをクロール履歴から緻密に割り出す。
一方で、デザインのアイデア出しや「なんとなくこういう雰囲気が好き」という感性的なリサーチならPinterestが最強の武器になる。Pinterestの視覚検索エンジンは、構図、色彩、テイストの類似性をディープラーニングで解析し、ユーザーの潜在的な好みに合わせた画像を次々と提案してくれる。
日常の疑問解決にはGoogle検索の画像機能、著作権調査にはTinEye、クリエイティブなインスピレーション探索にはPinterestという三層の使い分けが、現代のビジュアル探偵たちの黄金パターンとなっている。