スタミナ食の代表格である鰻丼のカロリーと栄養成分を見ると、並盛1杯(ご飯200g+うなぎ蒲焼約80g)でおよそ650〜750kcal、うな重(1尾分)では850〜950kcal程度が目安となります。
カロリーはやや高めですが、栄養価の高さは群を抜いています。粘膜を保護し免疫力を維持するビタミンA(成人男性の1日摂取基準を1食で満たす量)、疲労回復を助けるビタミンB1・B2、カルシウムの吸収を促すビタミンDが極めて豊富です。さらに、血液をサラサラに保つ不飽和脂肪酸のEPA・DHAも豊富に含まれており、現代人の疲労回復や健康維持に極めて優れた栄養バランスを誇ります。
脂が濃厚な鰻丼には、消化を助け口内をリフレッシュするサイドメニューを合わせるのが理想的です。特に鰻丼に合う献立と簡単お吸い物の組み合わせは、食卓の満足度を一気に引き上げます。
定番の「肝吸い」が手に入らない場合でも、市販の白だしを使った即席お吸い物で十分名店の味わいを再現できます。水300mlに白だし大さじ2を煮立たせ、お麩、刻んだ三つ葉、そして削った柚子の皮を少量浮かべるだけで、柑橘の香りがうなぎの油分を軽やかに流してくれます。箸休めには、短冊に切ったきゅうりとワカメの酢の物(うざく風)や、発酵の力で脂の分解を促す奈良漬を添えるのが王道です。