Q1:足の小指の寝指は生まれつきの骨格ですか?大人になってからでも治るのでしょうか?
A1:小児期に見られる先天的な腱のバランス異常(カーリートゥ)もありますが、成人の寝指の大部分は、サイズの合わない靴やアーチの低下、歩行癖によって引き起こされた後天的なものです。関節が完全に骨性強直(骨同士が固着すること)していなければ、大人になってからでも適切なストレッチ、テーピング、筋肉の再教育によって十分な改善が見込めます。
Q2:小指の爪が極端に小さく、割れやすいのも寝指と関係がありますか?
A2:極めて深い関係があります。寝指によって爪が外側を向くと、靴の内側と常に摩擦を起こします。爪母(爪を作る根元部分)が圧迫を受け続けることで爪の発育が阻害され、爪が米粒のように縮小したり、縦割れ・変色を起こしたりします。寝指が改善し爪が上を向くようになると、健康的な爪が再生してくるケースは珍しくありません。
Q3:テーピングや矯正サポーターは寝ている間も着け続けるべきですか?
A3:日中の着用を優先してください。寝指の最大の悪化要因は「歩行時の体重負荷」です。日中にテーピングやサポーターで正しいポジションを維持しながら歩くことで、足指の筋肉が正しい接地感覚を学習します。就寝中は血流を妨げないよう足を解放し、お風呂上がりなどのリラックスタイムにストレッチを行うのが最も安全で効果的です。