東日本大震災の発生以降、福島県への思いを絶やすことなく抱き続けてきたメンバーたちの情熱は、単なるボランティア活動の領域を完全に逸脱している。福島県西郷村に広大な土地を確保して立ち上げたプロジェクト「TOKIO-BA(トキオバ)」をはじめ、彼らのアプローチは極めて実践的だ。地域住民や地元企業と直接膝を突き合わせ、土壌の改良から作物のブランド化、さらには物流ルートの開拓に至るまで、徹底的な現場主義を貫いている。
現場で得られるデータやリアルな声を取り入れながら、地方自治体との共同開発事業を進めるスタイルは、過疎化に直面する地域の持続可能なモデルケースとして注目を集める。単にタレントの知名度を利用した広告宣伝に留まるのではなく、事業計画の立案から運用まで自らの手で動かす姿勢こそが、地元の人々との強固な信頼関係を築き上げた最大の要因である。