活字離れや紙媒体の部数減が叫ばれて久しい出版業界において、小学館が発行する総合週刊誌の旗手としての責任はより重くなっている。紙の雑誌というパッケージが岐路に立つなか、それでも生き残るメディアの条件とは何か。それは他では絶対に読めない「一次情報」の獲得にほかならない。
ネット上のまとめ記事やSNSの受け売りでは決して代替できない、危険を顧みない潜入取材や綿密な関係者取材。これらを支える強固な編集方針と取材費の投下があって初めて、社会を動かす調査報道が成立する。読者の知る権利を守る砦としての役割を、自らの存在意義として体現し続けているのだ。