食通たちのリアルな熱量が反映される『食べログ』のアワードにおいても、同店は毎年のように名誉ある賞を獲得している。レビュー欄に並ぶのは、全国から駆けつけるフーディーたちの熱狂的な賛辞だ。だが、店側のスタンスは驚くほど謙虚であり、ストイックである。
現在の外食産業は、人手不足や原材料の高騰など様々な課題に直面している。その荒波の中で、焼とり はま田は仕込みの工程を一切簡略化しない。鶏の解体から串打ち、炭の選別、タレの継ぎ足しに至るまで、手仕事を極めることこそが唯一の差別化だと信じているからだ。この揺るぎないクラフトマンシップこそが、目の肥えた常連客を惹きつけてやまない最大の武器となっている。