若き日の相葉雅紀さんが番組の「飼育係」として飛び込んだ日々は、体当たりの挑戦の連続だった。危険な猛獣の檻の清掃から、誰もが怯むような巨大動物の世話まで、彼は常に泥だらけになりながら笑顔を絶やさなかった。志村園長はそのひたむきさを誰よりも温かく見守り、背中で命への向き合い方を教え込んだ。
突然の別れという深い喪失感のなか、その志を継いで誕生したのが『I LOVE みんなのどうぶつ園』だった。相葉さんは志村さんから受け継いだ「動物ファースト」の精神を胸に、保護犬のトリミングや過酷な環境に置かれた動物たちの救済活動へと自ら足を運んだ。園長が撒いた種は、後輩の逞しい手によって見事な大樹となり、現代社会が抱える動物福祉の課題へと光を当てる原動力へと昇華したのである。