テレビのニュース番組を開けば、いまだに歴史認識問題や外交の冷え込みが報じられている。しかし、空港の到着ロビーに目を向ければ、そこには笑顔でパスポートを手にする韓国の若者たちが行列を作っている。このねじれ現象はどこから生まれるのだろうか。
実のところ、メディアが切り取る「反日」は、韓国社会のほんの一部、あるいは特定の政治的局面に過ぎない。日常生活において、日本製品を排除するような動きはすでに過去のものとなりつつある。ソウルの中心部では日本の居酒屋風の店が繁盛し、コンビニには日本のビールが並ぶ。政治的な対立を個人の消費行動に持ち込まないという姿勢が、現在のトレンドだ。