宅間孝行の真骨頂といえば、何と言っても舞台演劇のフィールドだ。彼が主宰した劇団「東京セレソンデラックス」は、笑いと涙が交錯する圧倒的な娯楽性で熱狂的なファンを獲得した。2012年に惜しまれつつ解散したものの、その情熱はエンターテインメントプロジェクト「タクマフェス」へと受け継がれている。
タクマフェスでは、全国を巡回する公演を次々と企画・上演。自ら作・演出・出演の三役をこなし、目の前の観客を感動の渦に巻き込んできた。妥協を許さない舞台制作へのストイックな姿勢こそが、彼が長年第一線で愛され続ける最大の理由だろう。