ネパールの現代政治において中心的な役割を果たしてきた政治家の一人が、首相を複数期務めたプシュパ・カマル・ダハル(通称プラチャンダ)氏である。同政権下において、対外外交の重要拠点としてのアジア諸国との関係強化が推進され、日本との経済協力や人的交流も新たなフェーズへと突入した。
こうした本国の外交方針を受け、現場で重要な役割を果たしたのが元駐日大使のドゥルガ・バハドゥール・スベディ氏をはじめとする歴代の外交官たちである。彼らは日本国内でのネパール文化の啓発イベントを積極的に主催するとともに、急増する在留ネパール人の生活基盤整備や権利擁護のために奔走し、両国の絆をより強固なものへと育て上げた。