横浜高校と沖縄尚学。このふたつの校名が並ぶだけで、往年の高校野球ファンなら誰もが胸を躍らせる。1998年春、松坂大輔を擁した横浜が沖縄尚学を相手に見せた劇的な逆転劇。そして2008年春、東浜巨の圧巻の投球で沖縄尚学が横浜を打ち破り、全国制覇へ駆け上がったあの記憶。東西の強豪として互いを強く意識してきた激闘の歴史が存在する。
両校の対戦は常に日本中の注目を集めてきた。神奈川の緻密な機動力野球と、沖縄特有のしなやかな身体能力から繰り出される豪快な打撃。グラウンドで交差する野球文化の衝突は、いつも観客の心を熱く揺さぶってきたのだ。