フルカスタムの成否は、ベースとなる車体選びで8割が決まると言っても過言ではない。年式が経過しているZRX400において、外装の綺麗さだけに惑わされるのは危険だ。特に着目すべきはフレームの錆の深さ、エンジンのヘッド周辺からのオイル滲み、そして冷却水ラインの腐食状態である。
水冷エンジンであるZRX400は、長期間放置された個体の場合、ウォーターポンプやシリンダーライナー周辺に深刻な電食を抱えているケースが少なくない。安価な現状販売車に飛びつき、後から想定外の修理費が嵩んでプロジェクトが頓挫する例は後を絶たない。信頼できるメカニックにフレームアライメントとシリンダー内視鏡チェックを依頼し、骨格と心臓部が健全な個体を選ぶことこそ、遠回りに見えて最も費用対効果の高いカスタムへの近道である。 (出典: zrx400 フル カスタム(Yahoo!ニュース))