堀北真希の旧姓、すなわち生まれ持った本名は「原麻里奈(はら まりな)」である。
この名が世間に知れ渡ったきっかけは、ブレイク初期にネット上へ流出した中学校の卒業アルバム写真だった。ショートカットに端正な顔立ち、少しはにかんだような眼差し。そこに記されていた「原麻里奈」という文字は、当時多くのファンに鮮烈な印象を残した。「堀北真希」というどこか古風で文学的な響きを持つ芸名に対し、「麻里奈」という名前はあまりにも現代的で、等身大の少女そのものだったからだ。
芸名が醸し出すどこかミステリアスで手の届かない空気感と、親しみやすい「まりな」という響き。そのギャップが、初期の彼女を覆っていた神秘性をさらに強める結果となった。