ワルキューレを語る上で絶対に外せないのが、メインボーカルを務めた美雲・ギンヌメールの歌唱を担当したJUNNAと、フレイア・ヴィオン役の鈴木みのりという二大フロントマンの存在だ。
当時、弱小14歳という若さで圧巻のシャウトを披露し、彗星のごとく現れたJUNNA。彼女のハスキーかつ力強いハイトーンは、一瞬で聴き手の耳を捉えるインパクトを持っていた。対する鈴木みのりは、オーディションで数千人の応募者の中から選ばれたシンデレラガールでありながら、フレイアそのものの圧倒的エネルギーと弾けるような表現力でグループの太陽であり続けた。『いけないボーダーライン』や『一度だけの恋なら』で見せた二人のボーカルバトルは、まさに火花を散らす真剣勝負。その圧倒的な熱量が、ワルキューレというユニットの強力なエンジンだったことは疑いようもない。