第66回茨城県吹奏楽コンクールは、小学校・中学校・高等学校・大学・職場一般の各部門において合計139団体が出場し、そのうち49団体が見事に金賞の栄冠を掴み取りました。公式発表資料および報道各社の報道によると、大会初日の小学生の部では水戸市立三の丸小学校が圧巻のアンサンブルを披露して朝日新聞社賞を受賞。そして最も注目を集めた高校A部門および中学校A部門でも、極めてハイレベルな代表争奪戦が繰り広げられました。
ひときわ客席の息を呑ませたのは、全国金賞の常連である常総学院高校吹奏楽部のステージです。研ぎ澄まされたハーモニーのブレンド感、弱音部における集中力、ダイナミクスが最大に達した瞬間の破綻のない響きは、ホール全体を完全に支配しました。同校は朝日賞を獲得するとともに、満場一致の高評価で東関東大会への推薦を勝ち取っています。
中学校A部門においても、県南地区・中央地区をはじめとする各ブロックの予選をトップ通過してきた強豪校が激突。緻密なスコアリーディングに基づく端正な演奏を披露した実力校が順当に代表権を手にしました。会場のロビーでは、審査発表の瞬間に抱き合って涙を流す生徒たちの姿と、惜しくも代表を逃しながらも互いの健闘を称え合う温かな拍手が交錯し、現場の張り詰めた緊張感が伝わってきました。