「相撲がある限り、私は歩みを止めませんよ」。そう言って朗らかに笑う杉山氏の表情には、とても90歳という年齢を感じさせない凛とした力強さがある。2026年現在も健康状態は良好で、日課であるウォーキングと徹底した体調管理を欠かさない。足腰の鍛錬を怠らない姿勢こそが、長時間の取材活動を支える源泉だ。
現在の活動は執筆作業にとどまらない。本場所が始まれば精力的に現場へ足を運び、若手力士の立ち合いの一瞬や土俵際の攻防を食い入るように観察している。関係者や後輩記者たちと談笑しながら鋭い視点で相撲界の動向を分析する姿は、まさに現役のジャーナリストそのものだ。