原付二種(正式名称:小型限定普通自動二輪車免許)を取得する方法は、大きく分けて「指定自動車教習所への通学」「免許合宿」「運転免許試験場での直接受験(一発試験)」の3通りが存在する。費用感は手持ちの運転免許によって劇的に変動するため、事前のシミュレーションが欠かせない。
すでに普通自動車免許を所持している場合、指定自動車教習所の通学プランであれば学科教習がほぼ免除され、実技中心のカリキュラムとなる。この場合の相場は、AT小型限定普通二輪免許で約7万円から10万円前後、MT(マニュアル)で約9万円から12万円程度だ。一方、運転免許を何も持たない原動機付自転車のみの経験者や免許なしの状態から通学する場合、学科教習が26時限加わるため、費用は14万円から18万円程度まで跳ね上がる。
地方の合宿所を利用する免許合宿は、宿泊費と食事代込みのパッケージでありながら、通学とほぼ同等か若干安価な8万円〜13万円程度(普通免許所持時)で設定されているケースが多い。最短2泊3日〜4日程度で卒業検定まで到達できるタイムパフォーマンスが強みだ。
徹底的に支出を削る選択肢が一発試験だ。指定校を経由せず、各都道府県の運転免許試験場へ直接赴いて技能試験を受ける。受験料、試験車使用料、免許交付手数料、さらに合格後の取得時講習費を含めても、ストレート合格なら総額約2万5,000円前後に収まる。教習所通学に比べて圧倒的な低コストを誇るが、合格率の低さと予約の取りづらさが高い参入障壁となっている。