日本スケート連盟の強化指定選手としての規律や、トヨタ自動車といった巨大な所属企業の看板を背負って戦ってきた現役時代。そこから一歩外へ出た現在のポジションは、彼らに前例のない自由と責任を与えた。
「組織の枠組みの中にいた頃は、発言や行動のひとつひとつに慎重さが求められました。しかしプロとなった現在は、自らの意思で仕事を選び、プロジェクトを立ち上げることができる。宇野さんは自身のビジョンを具現化するために動き、真凛さんもまた独自のクリエイティビティを発揮している。選手と所属先という縦の関係から脱却し、個人としての表現力で勝負するフェーズに入ったことで、二人のパートナーシップも対等でクリエイティブなものへと昇華しました」(スポーツジャーナリスト)