伊藤英明さんといえば、2000年代を代表する大ヒット作『海猿』で見せた、極限まで絞り込まれたシックスパックと俊敏な肉体が強く記憶に刻まれています。当時の体型は、体脂肪率を一桁台まで落としたような「俊敏で引き締まった救助隊員」のリアリティを体現したものでした。
それに対して現在の姿を比較すると、顎のラインや首の太さ、肩幅の厚みが明らかに増しています。しかし、これは不摂生によって脂肪だけがついた状態とは根本的に異なります。胸板の厚みや僧帽筋の発達ぶりを見ても、日頃からハードなウエイトトレーニングを継続していなければ維持できない屈強なフレームが土台にあることが分かります。輪郭に丸みが出たタイミングと筋量アップの時期が重なったことで、画面越しに「太った」という印象を強調させたと考えられます。