対話を尽くしても嫌がらせやモラルハラスメントが止まらず、夫も完全に母親の味方である場合、最終手段としての関係断絶を視野に入れる必要があります。
実質的な絶縁を進めるには、まず連絡先をすべてブロックし、冠婚葬祭を含めたすべての親族行事への不参加を宣言します。子どもへの悪影響(母親の悪口を吹き込む等)が認められる場合は、孫への面会も完全に拒否する毅然とした対応が不可欠です。万が一、配偶者が亡くなった後に義実家との親族関係を法的に断ち切りたい場合は、役所に「姻族関係終了届」を提出することで、義理の親族としての権利義務関係を完全に解消できます。
一方で、「義母が嫌いで離婚したい」と悩んでいる場合は、怒りの矛先を冷静に見極める必要があります。問題の本質が「義母の存在」そのものなのか、それとも「義母から妻を守ろうとしない夫の不誠実さ」にあるのかを整理してください。夫が妻を最優先にし、義母を完全に遮断してくれるのであれば婚姻関係を維持できる可能性がありますが、夫自身が義母の操り人形になっている場合は、自分自身の人生を取り戻すために離婚を選択することも決して間違いではありません。