海外、特に北欧や北米の先進国では、パートナーの妊娠が判明した瞬間から、夫婦で一緒に禁酒を始める「ソーバー・プレグナンシー(Sober Pregnancy)」の文化が定着しつつある。これは単なる妊婦への同情ではなく、育児という共同プロジェクトを対等な立場でスタートさせるための合理的な選択肢とされている。
一方、日本では依然として「飲むのは夫、我慢するのは妻」という構図が根強い。家の中で夫がビールを飲む姿を見ながら、ノンアルコール飲料で気を紛らわせる妊婦のストレスは計り知れない。パートナーが同じ歩幅で生活習慣を改めることこそが、最も効果的な妊婦支援であることは明白だ。