現行ルールでは見ることのできない、記録と記憶に残るプロ野球の歴代最長記録を振り返ります。
■ プロ野球「歴代最長イニング」記録
NPB史上最も多くのイニングを戦ったのは、戦時中の1942年5月24日に行われた大洋対名古屋(後楽園球場)の「延長28回」です。試合は1対1のまま決着がつかず、3時間47分で日没引き分けとなりました。大洋の野口二郎投手が311球、名古屋の西沢道夫投手が311球超を投げ、両先発が28イニングを1人で完投するという、現代の野球では考えられない超人的な記録が残されています。
■ プロ野球「歴代最長試合時間」記録
試合時間における最長記録は、1992年9月11日の阪神タイガース対ヤクルトスワローズ(甲子園球場)で記録された「6時間26分」です。延長15回、3対3の引き分けに終わったこの一戦では、9回裏のサヨナラ本塁打を巡る判定トラブルで試合が37分間中断したことも重なり、試合終了時刻は深夜0時26分に達しました。
また、日本シリーズ史上最長試合としては、2010年第6戦の中日ドラゴンズ対千葉ロッテマリーンズが挙げられます。延長15回を戦い抜き、試合時間は4時間54分(日本シリーズ最長)を記録。翌日の第7戦へ死闘をつなぎました。