ヤモリとイモリの違いを徹底検証!毒性・見分け方と家での対処法

ヤモリとイモリの違いを徹底検証!毒性・見分け方と家での対処法

ヤモリとイモリの違いを徹底検証!毒性・見分け方と家での対処法に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

姿形が似ているため混同されがちな両者だが、分類階級においては綱(こう)のレベルから大きく隔たっている。日本の人家周辺でよく見かける「ニホンヤモリ」は、トカゲやヘビと同じ爬虫類の有鱗目に属する。一方、田んぼや小川に棲息する「アカハライモリ」は、カエルやサンショウウオと同じ両生類の有尾目に分類される。陸上生活に完全適応した者と、水と陸の双方に依存する者という根本的な生態差がここにある。

皮膚の質感がその最たる証拠だ。ヤモリの体表は乾燥に強い微細な鱗(うろこ)で覆われており、水分を体内に閉じ込める構造を持つ。対照的に、イモリの皮膚は湿って柔らかく、肺呼吸だけでなく皮膚呼吸に大きく依存しているため、乾燥した環境では長時間の生存が叶わない。産卵場所も決定的に異なる。ヤモリは陸上の岩陰や隙間に硬い殻に守られた卵を産むが、イモリは水中植物の葉にゼリー状の卵をひとつずつ産み付けるのだ。

山田 真由
Author

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。