一口に小玉スイカと言っても、近年は多種多様な品種が市場や家庭菜園で人気を集めている。特にラグビーボールのような楕円形が特徴的な「マダーボール」や、長楕円形で果肉がしっかり詰まった「姫まくら」などは、一般的な丸型品種とは収穫サインの出方が微妙に異なる。
マダーボールは皮が非常に薄く、熟すと果皮の緑色と縞模様のコントラストが際立ってくる特徴を持つ。一方の姫まくらは、果実の底にある「お尻のツル(花落ち部分)」の凹みが深くなり、触るとわずかに弾力を感じた時が食べ頃だ。品種特有の形状や皮の厚みに合わせたサインを見極めることで、もぎたてのシャリ感と溢れる甘みを余すことなく堪能できる。