聖地巡礼の二大巨頭とも言えるのが、本栖湖の「浩庵キャンプ場」と朝霧高原の「ふもとっぱらキャンプ場」です。双方とも現在、ハイシーズンや休日は熾烈な予約争奪戦が繰り広げられています。
本栖湖浩庵キャンプ場:予約システムと料金体系の変遷
アニメ第1話でなでしことリンが出会った記念碑的スポット、浩庵キャンプ場。かつては早朝からの当日順番待ち受付が行われていましたが、国道300号線への路上駐車や渋滞トラブルを防止するため、現在は完全事前予約システムが定着しています。浩庵キャンプ場予約の競争率は極めて高く、予約枠開放日(通常、利用予定日の前月1日など)の開始数分で週末枠が埋まることも珍しくありません。
気になる本栖湖浩庵キャンプ場料金は、環境保全費や施設整備の向上に伴い段階的に改定されています。ソロテント1張と大人1名、車両乗り入れを含めると1泊あたり3,300円〜4,500円前後のレンジとなります。なお、浩庵名物の湖畔サイトは予約後も区画指定ではなく当日チェックイン順での設営場所確保となるため、傾斜のない平坦地を確保するにはチェックイン開始時刻(通常朝8時〜)に合わせた計画的な行動が不可欠です。
ふもとっぱらキャンプ場:広大無辺の草原に潜む罠
第2話・第3話に登場した「麓キャンプ場」ことふもとっぱらキャンプ場。東京ドーム数個分におよぶ広大な敷地を誇り、収容力は国内屈指ですが、こちらも事前オンライン予約が必須となっています。利用料金はソロ(車1台)で約4,000円。全面フリーサイトのため「場所がない」という事態は起きにくいものの、現場経験者が口を揃えて忠告するのが強烈な富士山吹き降ろし風(ダウンバースト)です。
「アニメで見たのどかな景色を想像して行ったら、突風で安物テントのアルミポールがへし折られた」「ペグが抜けてタープが宙を舞った」という報告が後を絶ちません。ふもとっぱらの地面は硬い火山灰・砂利混じりの土壌であり、長さ28cm以上の鍛造ペグや強度の高いスチールペグの携行が必須条件となります。