多くの乗降客が慣れ親しんでいた新宿駅みどりの窓口の東口や、地下ロータリーに直結していた新宿駅西口地下のみどりの窓口は、現在すでに営業を終了し閉鎖されています。東口改札や西口改札に向かい、切符売り場の看板を見上げて途方に暮れる人が多いのはこのためです。
なぜこれほどの大規模ターミナルで窓口の廃止・縮小が進んだのか。その新宿駅みどりの窓口の閉鎖・廃止理由には、大きく分けて3つの要因が存在します。
第一に、JR東日本全体で推進されている「チケットレス化・デジタルシフト戦略」です。インターネット予約サービス「えきねっと」やモバイルSuicaの普及により、乗車券類の購入経路が実店舗からスマートフォンへと大きく移行しました。第二に、駅業務の省人化とオペレーションコストの最適化。そして第三に、新宿駅西口を中心とした100年に一度とも言われる大規模再開発工事に伴うフロア構造の再構築です。
こうした構造改革により、新宿駅のJR東日本切符売り場は現在、対面窓口を最小限に絞り込み、自動券売機およびオンライン予約を主軸とするシステムへと完全にシフトしています。