2026年現在の高血圧診療ガイドラインや運動療法においても、ハンドグリップ法をはじめとするアイソメトリック運動は、ウォーキングなどの有酸素運動を補完する手軽な補助療法として定着しています。
近年では、Bluetoothでスマートフォンと連携し、握っている最中の力加減が「常に30%の適正範囲にあるか」をリアルタイムで画面や振動でナビゲートしてくれるスマートハンドグリップも登場しています。力の入れすぎを自動で警告してくれるため、高齢者や運動習慣のない方でも安全に正確な負荷を維持できるようになりました。
もちろん、ハンドグリップ法を行っているからといって、減塩や適正体重の維持、処方されている降圧剤の服用を勝手にやめてよいわけではありません。日々の生活習慣改善と組み合わせることで、より安定した血圧コントロールを目指すのが現代の標準的なアプローチです。