近年のくら寿司において最大の転換点となったのが、対象皿の単価をプラス約10円上げることで、3回に1回必ず景品が当たるという課金システム「ビッくらポン!プラス」の定着だ。従来は完全なランダム性に頼っていたガチャシステムに、一定の「確定要素」を組み込んだこの施策は、開始当初から大きな反響を呼び起こした。
蓋を開けてみれば利用者は急増。限定グッズを確実に手に入れたいコレクターや、幼い子供をがっかりさせたくない親世代にとって、この課金オプションは合理的かつ魅力的な選択肢として受け入れられた。外食における「ガチャの課金化」という前例のない試みは、見事に消費者の需要と合致している。