クックパッド殿堂入りレシピをはじめとする人気メニューで共通しているのが、絶妙な甘みとコクを効かせたタレの設計です。野菜嫌いな子どもでも箸が止まらなくなる子供が喜ぶ味付けの黄金比は、「醤油2:みりん2:砂糖1:酒1」をベースに、仕上げにほんの少しのバターやごま油を加えるスタイルです。
代表格であるピーマンとじゃがいもの甘辛炒めでは、この黄金比が真価を発揮します。砂糖とみりんのコクのある甘さがピーマンの苦味成分であるピラジンやポリフェノールをマスキングし、じゃがいものホクホク感と一体になって食べやすさを劇的に向上させます。
下処理にもおいしく仕上げるポイントがあります。苦味を最小限に抑えたい場合は、ピーマンの繊維に沿って縦に細切りにしてください。細胞の破壊を最小限に抑えることで、苦味成分の流出を防ぐことができます。一方、じゃがいもは切った後にサッと水にさらして表面の余分なデンプンを落とすと、炒めたときにベチャつかず、きれいな仕上がりになります。