木村俊作氏の経歴を語る上で欠かせないのが、アスリートとしての目覚ましい実績だ。日本体育大学時代からアメリカンフットボールのトップ選手として台頭し、社会人リーグの強豪・アサヒビールシルバースターでも中心選手として活躍。日本社会人アメリカンフットボール協会の旗振りのもと、日本代表の主力としてもワールドカップに出場するなど、日本のフットボール界を牽引した実力派として名を馳せた。
現役引退後、彼はフィールドでの泥臭い努力をたたんで次なる挑戦へと足を踏み出した。それがアパレル・ファッション業界への進出である。自身のブランド立ち上げやデザイン提供、ストリートカルチャーと密着したプロダクト開発など、持ち前の感性と行動力で事業を展開。偉大な兄のネームバリューに頼ることなく、商品そのものの魅力と自身の汗で顧客の信頼を獲得していった。