テーマパークの再建成功に留まらず、森岡毅や今津義和らが設立した株式会社刀は、この数学マーケティングを武器に日本のマーケティング産業そのものをアップデートし続けている。地方のレジャー施設から大規模リゾート、さらには小売や消費財に至るまで、彼らが手がけるプロジェクトは業種を問わず次々と目覚ましい成果を叩き出す。
卓越したマーケティングノウハウが特定の巨大企業だけに独占されていた時代は終わった。株式会社刀の躍進は、確率思考という普遍的な武器がどのような市場でも汎用的に機能することを証明し、日本企業の競争力再生に向けた新たな青写真を示している。