十代にして世界的な脚光を浴びた経緯から、ネット掲示板やSNS上では彼に対する評価が二分することもありました。「時代を射抜いた本物の天才」と熱狂的に支持する声がある一方で、「海外コネクションによる過剰なプロモーションではないか」「画力単体で見れば他のアニメーターとどう違うのか」といった懐疑的な意見が上がったのも事実です。
しかし、ネット上の議論を検証していくと、彼が評価されている本質は単なるデッサン力や作画技術の巧拙ではなく、文脈をリミックスする卓越した編集力とアティチュードにあることが分かります。
アニメとストリートという、かつては対極に位置していたカルチャーを、自身の身体性をもってリアルに融合させた説得力。さらに絵画にとどまらず、アニメ原案からトラックメイクまでを独力で越境する圧倒的なアウトプットの質量によって、初期の「一発屋的ブーム」という色眼鏡を自らの力で払拭してみせました。