「ドスパラのPCは壊れやすいのか?」という疑問について、ハードウェア構成と統計データの両面から検証します。
まず「電源が壊れやすい」という噂の根源は、10年以上前のBTO黎明期に採用されていたノーブランド・低価格帯OEM電源のイメージに起因します。しかし現在のGALLERIAをはじめとする主力モデルでは、80 PLUS BRONZE〜GOLD認証を取得した大手専業メーカー製(CWT社やSeasonic社、オウルテック等)の高信頼性電源が標準搭載、あるいはカスタマイズ選択可能となっています。過酷なゲーミング環境下でも安定した電力供給が行えるよう、設計マージンは大幅に改善されました。
次に「初期不良率」についてです。PCパーツは精密機器である性質上、CPUやGPU、メモリ自体の初期不良率が物理的に0.5〜1.5%程度存在します。ドスパラは国内BTO市場でトップクラスの年間出荷台数を誇るため、「分母が極めて大きい分、不具合に遭遇したユーザーの絶対数(ネット上の書き込み)が多く見える」という母数の罠が存在します。大手修理受託企業や業界関係者のデータによれば、現在のドスパラの初期不良率は概ね1〜2%台前半で推移しており、他社BTOメーカーと比較して突出して高いという客観的証拠はありません。