漢字の書き順において基準とされるのが、かつて文部科学省(当時の文部省)が作成した『筆順指導の手引き』である。この手引きでは、「上から下へ」「左から右へ」といった原則が示されており、「潟」の筆順もこの原則に忠実に則っている。
現在、文化庁が管理する「常用漢字表」においても、「潟」は都道府県名や地理的表記で頻繁に用いられる重要漢字として位置づけられている。筆順指導の手引きは「絶対的な一意の正解」を固定して他を排除するためではなく、あくまで効率的で整った筆記を支援するための指針だ。しかし、この原則に従うことこそが、最も短時間で整った文字を書く近道であることに変わりはない。