團遥香さんの父親である團紀彦(だん のりひこ)氏は、1956年生まれの日本を代表する建築家です。東京大学工学部建築学科を卒業後、名門イエール大学大学院を修了。槇文彦氏に師事したのちに独立し、国内外で数々の金字塔を打ち立ててきました。
代表作として知られるのが、台湾の玄関口である「台湾桃園国際空港第1ターミナル」の改修再生設計です。既存の建物を壊さずに新たな構造美を融合させたこのプロジェクトは、国際的にも極めて高い評価を獲得しました。国内でも「表参道けやきビル」や「京都駅前広場再生計画」、名門リゾートホテルの設計など、環境と共生するオーガニックな建築デザインで国際賞を多数受賞しています。
團遥香さんが育った東京都内の実家や別荘の設計も、当然ながら父・紀彦氏が自ら手がけています。機能性と芸術性を極限まで高めた空間で幼少期から感性を磨かれた経験が、現在の彼女の洗練された表現力や審美眼の基盤となっていることは間違いありません。