視聴行動の劇的な変化に伴い、出演者の露出メディアにも明確な構造変化が起きている。リアルタイムのテレビ視聴率だけに依存していた時代は去り、見逃し配信サービス「TVer」における再生回数や、世界190カ国以上で配信される「Netflix」でのランキングが、出演者の価値を測る決定的な指標となった。
業界の内部データによると、TVerでの再生数が上位に入る番組は、スポンサー企業からの評価が従来の視聴率以上に高まりつつある。さらに、Netflixをはじめとするグローバル動画配信サービスが主導する大型企画は、莫大な制作費を投入することで地上波では不可能なスケールの演出を実現。国内のローカルな笑いが、字幕や吹き替えを経て世界中の視聴者に消費されるダイナミズムが完成しつつある。